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もしもよろけてタクシーを傷つけてしまったら?

2021.10.25

佐藤 由華

sato yuka

ご相談いただいた内容

先日、利用者様からこんな相談をいただきました。


「車いすからタクシーに乗り移るときに、よろけてしまったりして車いすがタクシーを傷つけてしまった場合、保険で何とかなるのか?そういう保険には入っているのか?」



残念ながらTORIにはそのような保険はありません。


電動車いすをレンタルされる場合は必ず保険に入っていただきますが、それ以外の福祉用具をレンタルする場合は、福祉用具関連の事故が起きても自己責任になります。


 


では、その時にどのような保険に入っていれば補償してくれるのでしょうか?


個人賠償責任保険や日常生活賠償責任保険

それを補償してくれる保険は、


【個人賠償責任保険】【日常生活賠償責任保険】になります。


 


これは、人に怪我をさせてしまった場合や、物を壊してしまったなど、法律上で損害を賠償しなければならない事故を起こしてしまった場合の保険です。


私の使用経験

私もこの保険、一度使ったことがあります。


火災保険に組み込まれていたこの保険ですが、私は自分の車を駐車場に停めた後、下りようとして扉を開けたら強風が吹いて隣の車にぶつけてしまいました。


車を運転している最中に起きた事故ではないので自動車保険は使えません。


何か保険で補償はないのかと調べた時にこの保険に行き当たりました。


部屋を借りるときに強制的に入らされる火災保険ですが、あの時は入っていてよかったな…と思っています。


 


年間2万円くらいの保険料でしたが、30万以上した車の修理代の大半を補償してくれました。


どのようにして入ればいい?

何かと組み合わせて入る保険であり、私のように火災保険に特約として入ることが出来ます。


他には傷害保険自動車保険自転車保険にも付属で付けることができます。



誰か一人が入れば、家族全員の補償ができます。(入った本人様の孫にあたる人は対象外になります)


例:)Aさんが加入した場合、妻、子ども、親が対象になります


 


月200円前後の保険なので、念のため入っておくことをオススメします。


私のように入っていることも知らない人間が、ある日救われることになります!!


株式会社TORI(トーリ)は愛知県名古屋市を中心に福祉用具のレンタル、介護用品の販売、バリアフリー工事等リフォームなどケアマネさんや利用者さんに向けて様々なサービスを提供しております。祉用具の中でも例えば車いすや手すり一つでも様々な形や仕様の違うものがあり何を選べばいいかわからない、おすすめで便利な福祉用具はないかなど、ケアマネさんやご利用者さんに向けて有益な情報の発信を行っています。障がいががあっても介護が必要でも、私は私らしく自宅で暮らしたい!TORIはそんな当たり前の日常を、福祉用具・介護用品を通して豊かに暮らせるサポートします。