介護パジャマっている・・?!
パジャマってなんでもいい・・と思いがちですが、介護現場では結構重要です。
【着替え】は当然なのですが、入浴・トイレ介助、失禁後のたびに着脱を手伝うのは想像以上に大変です。
それらを少しでも介護負担軽減できるのが介護用パジャマです。
ファスナーなどを利用して着脱しやすいよう工夫があったりと、さまざまなニーズに対応した商品が増えてきています。
ここでは3つのパジャマの選び方をお伝えいたします。
利用者様側の心地よさが大切
介助し易さも大事ですが、着用している本人の快適さが何より大事なポイントになります。
高齢者は、肌が弱くなったり褥瘡(床ずれ)など皮膚トラブルが起こりやすいです。
少しのズレで肌が剥離してしまったりや、怪我にも繋がり兼ねません。
肌触りを考えた生地選びが重要
長時間着用するので生地は重要なポイントでもあります。
肌触りのよさを考えたガーゼタイプや吸湿性が高い綿素材などおすすめです。
また体温調節が難しくなる高齢者の場合、季節によって生地を変える必要もあります。
介護者側の負担を減らすパジャマ
着脱させやすく襟ぐりや袖、お尻まわりなど、全てが大きめでゆとりをもって作られています。
寝たままでも脱ぎ着しやすい工夫として、ファスナーや面ファスナーなどが施されているのも特徴のひとつです。
介護パジャマを少し工夫・変えることで介護負担軽減に繋がり、利用者様も負担もなくなります。お互いを思いやれる在宅介護の一歩かもしれませんね。